LPガスをご利用にあたっての注意事項
安全で便利なLPガス。でも、使い方を間違えると思わぬ事故につながります。ガスは正しく使いましょう。
- LPガスをご利用にあたっての注意事項〈1〉
- もしも、のときもあわてずに〈2〉
- マイコンメーターはハイテクメータです〈3〉
ガス設備の安全管理と点検責任
・LPガス供給設備の管理はLPガス販売店が行いますが、消費設備の管理はお客さまが行いください。
・供給設備の点検・管理はLPガス販売店が費用を負担し、維持・管理をします。
・消費設備の調査は(4年に1回以上)LPガスを供給する販売店が行いますが、技術上の基準に適合しない場合の修理などの費用は、原則お客様の負担となります。
1.販売事業者の所有する消費設備を一般消費者が利用する場合の費用(省令第13条第8号)
2.販売契約解除時に販売事業者から一般消費者に消費設備の所有権を移転する場合の精算額(省令第13条第9号)
3.販売事業者が所有する消費設備を一般消費者が適正な対価で所有権を移転する場合(省令第16条代17号)
上記の場合、液石法上は販売事業者に所有権がある場合に限り、請求できるとされています。
ガス器具をご使用するときのご注意
・新しいガス器具をご使用の際は、LPガス専用の器具であることを確認してください。
・都市ガス用器具は使えません。
・ガス器具の取扱説明書をよく読んでからお使いください。ガス器具一般の取り扱いについてはこちら(日本ガス石油機器工業会)をご覧ください。
点火、消火は目で確認
・ガス器具のそばに、燃えやすいものを置かないでください。
・ガスをお使いのときはその場を離れないでください。風や煮こぼれで火が消えたり、天ぷらの油に火がつくことがあります。
・ガスの炎は必ず「青い炎」でお使いください。赤い炎は不完全燃焼です。
1.完全燃焼 2.酸素過多 3.酸素不足
器具栓、元栓はしっかりと
・おやすみ前やお出かけのときは、必ず器具栓や元栓を閉めてください。
・使っていない元栓には必ずゴムキャップをつけてください。
ゴム管にもご注意
・ゴム管はときどき点検し、ひび割れやかたくなったものは早めに取りかえてください。ガス漏れ点検は、石けん水を塗りあわが出るかどうかで調べます。
・ゴム管はガス栓の赤い線まで差し込み、ホースバンドでしっかり止めてください。
・「三つ又」は危険ですので、絶対に使わないでください。
ガス器具のお手入れ
・ガスコンロなどの目づまりなどは、不完全燃焼の原因となります。ときどき器具ブラシなどで掃除してください。
・ネジなどを取り外す必要がある場合は、必ずLPガス販売店にご連絡ください。
小型容器をご使用のときは
・容器が倒れないように平らな場所でお使いください。
・使用後は、必ず容器バルブを閉めてください。
・風通しのよい室外で、直射日光や火気のない場所に保管してください。
・不要になった容器は、必ずLPガス販売店に返却してください。
こんなときはLPガス販売店へご連絡ください
・LPガス設備の工事や、新しいガス器具の取りつけ取りはずし。
・新築や改築、引っ越しなどで新たにLPガスを使用するとき、使用をやめるとき。
・旅行や出張などで長期間留守にするとき。
・配管、風呂がま、大型給湯器、排気筒などの工事は法律上の資格が必要です。
CF(排気筒型)式風呂がまをご使用のお客さまへ
・シャワーの使用中や追い焚きをしているときは、絶対に換気扇などを使用しないでください。排気が逆流して酸素が不足し、不完全燃焼を起こすことがあります。
・風呂がまと小型湯沸器を同時に使用しないでください。
・給気口をふさがないでください。
カセットコンロをご使用のお客さまへ
カセットボンベを取り替えるだけでどこでも手軽に使えるカセットコンロですが、ご使用にあたっていくつか注意しなければならないことがございます。 詳しくはこちら(日本ガス石油機器工業会)をご覧ください。