平成28年度「神奈川県中核充てん所稼働訓練」
10月15日(土)、古川(小田原市)で実施
公益社団法人神奈川県LPガス協会中核充てん所委員会(中田みち委員長)は、平成28年10月15日(土)午前10時から、平成28年度中核充てん所稼働訓練を小田原市の株式会社古川で実施しました。
「震度7の地震で、東電からの送電停止」を想定
訓練は、県西部を震源とする震度7の地震が発生し、東京電力からの送電が停止したことを想定。稼働訓練の概要説明ののち始まりました。
参加したのは、中核充てん所委員会24名、行政・協会役員・支部役員等33名、地元自治会3名、報道関係9名、訓練事業所スタッフ33名、合計102名。
大規模地震・送電ストップでも“万全な供給体制”
訓練では、「中核充てん所全般の安全確認訓練及び被害状況把握」から「LPガス自家発電機からのバルクローリー車への払い出し訓練」まで、次の10訓練を実施し、大規模地震の発生、東電の送電ストップでも、迅速・万全なLPガス供給体制が確立されていることをアピールしました。
(1) 中核充てん所全般の安全確認訓練及び被害状況把握
(2) 非常用LPガス自家発電機の稼働確認訓練
(3) 衛星電話を活用した情報伝達訓練
(4) 国家備蓄LPガス受入訓練
(5) 共通バーコードによる充填訓練
(6) 災害時の代替供給訓練
(7) オートガス充填訓練
(8) 緊急自動車の説明
(9) 避難所へのLPガス供給及び炊き出し訓練
(10)LPガス自家発電機からのバルクローリー車への払い出し訓練
訓練後、LPガスによる炊き出しでカレーライス
訓練後、神奈川県安全防災局安全防災部工業保安課の穂積克宏課長からの講評、経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課の田久保憲彦企画官からあいさつ、(公社)神奈川県LPガス協会古川武法会長から閉会あいさつがあり、終了しました。
訓練会場ではこのあと、LPガスによる炊き出しで作ったカレーライスが振る舞われました。
中田委員長あいさつ |
国家備蓄LPガスの受入訓練 |
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災害時の代替供給訓練 |
穂積克宏課長(神奈川県)の講評 |
田久保憲彦企画官(資源エネルギー庁)あいさつ |
古川武法会長から閉会あいさつ |