令和5年度中核充てん所稼働訓練を実施
10月29日(日)4年ぶりとなる中核充てん所稼働訓練をENEOSグローブエナジー(株)神奈川支店(県央支部)で実施しました。訓練は、中核充てん所稼働訓練のほか、被災状況報告訓練、共通バーコードを使用した代替供給訓練の3部構成で実施。
冒頭あいさつした髙橋協会長は「共通バーコードは、どの事業者の容器でも充てんできる状態にし、ライフラインを回復させる非常に意義のある事業だ」と述べ、松山副協会長(中核充てん所委員会委員長)は「災害時にだけLPガスが注目されるのではなく、通常から稼働訓練を通じてアピールしていただきたい」と述べました。
髙橋協会長あいさつ |
松山副協会長 |
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訓練は施設内の緊急点検から始まり、転倒し漏えいを起こした容器のガス噴出停止訓練、非常用発電機によるエアコンプレッサ等の再起動を実施。被災状況報告訓練では、衛星電話を使用し、充てん所の被害状況報告や近隣で被災した充てん所からの代替供給の受付を行い、配送車より運び込まれた容器2本に共通バーコードを貼付して充てんを実施。最後には火災が発生したことを想定し、散水ポンプを実際に起動され、貯槽への延焼を防止する機能を確認しました。
施設の緊急点検 |
衛星電話の使用 |
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共通バーコードの貼り付け |
充てん作業 |
配送車に積み込み |
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参加者の様子 |
訓練の様子を見る参加者 |
白井支店長あいさつ |
次年度稼働訓練開催予定のエネアーク関東 梶営業部長 あいさつ |
最後に総評を行った寺下神奈川県工業保安担当課長は「訓練の様子を見て大変心強く感じている、本日気付いたことがあれば皆様で共有していただき、日々の備えや次回以降の訓練に生かしてほしい」と述べました。
寺下神奈川県工業保安担当課長 総評 |
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