LPガスご利用ガイド
LPガスの最新機器について
LPガス機器は常に進化しています。安全で便利なだけでなく、省エネや環境にも優しい機器やシステムをご紹介します。
- 高効率ガスコンロ(Siセンサーコンロ)〈1〉
- 高効率ガス給湯器(エコジョーズ)〈2〉
- 燃料電池システム(エネファーム)〈3〉
- ガスエンジンコージェネ(エコウィル)〈4〉
- ダブル(W)発電〈5〉
- ハイブリッド給湯器〈6〉
- ガス空調システム(GHP)〈7〉
電気とお湯をつくる、高効率・省エネ型のガスエンジンコージェネシステムです
ガスエンジンコージェネ(エコウィル)は、ガスエンジンで発電するとともに、そのとき発生する熱を利用してお湯をつくるコージェネレーション(熱電併給システム)です。エネルギー効率は90%程度にも及び、一般家庭で使用する電力の約40%をまかなえます。
ガスエンジンコージェネの仕組み
ガスエンジンコージェネは、ガスを燃料とするガスエンジンで電気をつくり、そのときに発生する熱を利用してお湯をつくるコージェネレーションシステムです。このため、高効率ガス給湯器の一つ、ガスエンジン式ガス給湯器と言われることもあります。
本体はエンジン発電機ユニットと貯湯ユニットの2つからなっています。
ガスエンジンコージェネのメリット
自動学習し省エネ・高効率運転
ガスエンジンコージェネは自動運転機能により、設置された家庭の生活パターンを学習して、運転を自動的にコントロールします。余剰分のお湯はタンクに貯湯します。これによりエネルギー効率は85~92%に達しています(メーカーによって異なる)。
停電時にも運転できる自立運転機能付き
停電になったときでも運転できる自立運転機能を備えているので、停電時にも運転できます。
太陽光発電とのダブル(W)発電にすればさらにお得
太陽光発電システムと組み合わせてダブル(W)発電をすると、売電量が増やせるので、お得です(初期投資分が早めに回収できます)。
災害に強いエネルギーシステムです
ガスエンジンコージェネは、消費する場所で電気とお湯をつくる独立分散型であるので、電気や都市ガスなどのネットワーク型に比べ、災害に強いエネルギーシステムです。
ガスエンジンコージェネのデメリット
ガスエンジンコージェネは、相対的にお湯をたくさん使うご家庭に向いています。したがって、お湯をあまり使わないご家庭では所期のエネルギー効率が得られない場合もあります。